与えても返ってこなくて虚しいメンタルブロック解除


あなたは、人に与えても
返ってこない、

報われない、虚しい。

そのように感じること
はありませんか?

部下や社員、取引先の
相談にのったり、役立つ
情報を教えてあげたり、

目標達成を一緒に喜んだり
している。

でも相手は、何かをして
もらう時だけ、

「ありがとうございます」
「仕事、頑張ります」
「今度お返しします」

と言うけど、その後は、
そのまま。

「私が与えてばかり・・」

と、心に引っかかること
はありませんか?

以前、50代経営者Aさんから
こんなご相談がありました。

(許可を得て、加工して
ご紹介します)

「よく幹部や社員、取引先、
身内の相談にのっています。

少しでも良くなればと思い、
私の失敗や成功から得た
学びを、

相手の状況に合わせて
アドバイスしています。

でも、私から何かしてもらう
のが当然のようになってて
返ってくることはありません。

それどころか、相談内容の
難易度と要求値がどんどん
エスカレートしていく感じ
です。

人への気遣いや、問題解決に
心や神経が、すり減って疲弊
し、イライラしたり、

『またか・・・』
とガッカリ落ち込むことも
あります。

こんな内容ですが、
メンタルブロック解除で
何とかできますか?」
という内容でした。

セッションでは、
このことで何が一番イヤで
解決したいですか?
と聞いてみると、

「頼られて嬉しい気持ちは
あります。

同時に、
『私に甘えるな!頼るな!』

という矛盾した気持ちが
あります。

私がどれだけ親身に
アドバイスやサポート
しても、

その時だけ喜んだり、感謝
したりするけど、あとは
知らん顔。

その後、どうなったのか
報告もない。

相手は同じ問題でずっと
停滞していて、私の労力
やアドバイスが無駄に
感じます。

心配したり、気遣いして、
心や神経がすり減らしても、

相手は、また私から何か
してもらおうと頼ってくる。

これ以上、私の時間や労力、
エネルギー、お金を奪われ
て疲れたくないです」
とのことでした。

そこで私は、Aさんに、

与えても返ってこないこと
が一番イヤなのか、

それとも、何かしてくれる
のが当然のように頼って
くることなのか、

あるいは、アドバイスや
労力をかけても、相手が
同じ問題で停滞してて、
無駄に感じることなのか、

を聞いてみました。

すると、
「全て当てはまります。

一番は、私が社員や身内を
少しでも喜ばせたいという
純粋な気持ちを、利用
されてる気持ちになる
ことです。

相手は、簡単に頼ってくる
けど、それがどれだけ
私を消耗させているかに
気付いてない。

『与えても返ってこない』
というのは、

『相談にのってもらった
問題が解決して、その後
上手くいきました』
と報告してくれるだけでも
私は満足するんです。

でも、その後の報告もない。

自分が苦労してないから、
私の知恵を受け取れず、
いい報告もできないのだと
思います。

それでも、また頼ってくる
ことに、イライラして
疲れます。

こんなことで悩み苦し
んでる自分は器が小さい
と情けなくなってきます」
とのことでした。

Aさんは、最初、
『与えても返ってこない
のが疲れてイヤだ』

と言っているように見え
ました。

ですが話しを聞いていく
と、もっと奥のものが
見えてきました。

『時間や労力を使って、
与え続けても、それが
気付かれないまま、心や
神経をすり減らしている』

そこで私は、
これは、生命力が削ら
れて疲れているのだと思い
ますが合ってますか?
と尋ねると、

少し間を置き、

「・・・合っています」
とAさん。

Aさんは何度も
『心や神経をすり減ら
して疲れている』
と言ってますが、

どうしてイヤなのに、
その状態を持ち続けて
いるのでしょうか?

そのメリットは何ですか?
と聞いてみたんですね。

すると、Aさんは、
「メリット?
分からないです。

ただ、父親も同じような
ところがありました。

人から頼られたり、相談
されることが多かったです。

そして時々、父親も同じ
ようなことで、ぼやいて
いたのを、

私は小さい時から、聞いて
いました」と言います。

Aさんは、子供の純粋
真っ白な時、お父さん
の価値観を、疑いなく
そのまま受け継いだ
みたいですが、

そのまま持っていた方が
良さそうですか?
と聞いてみました。

すると、
「持たない方がいいです。

人の相談にのったら、心や
神経をすり減らしてでも、
相手の役に立ち、尽くさ
ないといけない。

真剣になって、自分の時間
や労力を奪われたと感じて、

傷付いたり、疲れたりする
のはもうイヤです。

でも、どうしたらいいか
分かりません。

そう考えると、ちょっと
悲しいですね」とAさん。

では、そのすり減らして
疲れた感覚は、

身体のどの辺りに、どんな
色、カタチとして感じ
ますか?と尋ねると、

「胸の奥に、赤黒い傷、
ケガがあって痛みます。

そして背中全体に疲れを
感じます」とAさん。

そこで、胸の傷と、背中の
疲れを、私と一緒に手を
あてて修復していきました。

(これは、通常の意識では
なく、深い無意識状態で
おこなうため、自分でおこ
なう方法とは異なります)

修復後、
人の相談にのったり、相手
を喜ばそうとして、心や
神経をすり減らし、

時間や労力を使って疲れる
のは、もうやめた方がいい
ですよね?と確認すると、

「そうなりたいです」
とAさん。

そこで、その
メンタルブロックを
解除していきました。

内容は、

(人の相談にのらない、
与えないのではなく、

『心や神経をすり減らし、
生命力を削り分け与えて
疲れることはやめる』

だから、人から、与えた
ものが返ってこなくても、
気にしない)

と、無意識のとらえ方、
反応パターンの
メンタルブロックを解除
して、書き換えました。

今回のケースは、
◆1.現時点の胸の傷、背中
の疲れ、生命力の消耗を修復

◆2.与えると消耗して
疲れるという思い込み解除

の二重構造でした。

そしてAさんは、
『こんなことで悩む自分
は器が小さい』
と言っていましたが、

器が小さいのではなく、
父親から、受け継いだ
価値観を無自覚に背負って
いただけだったのです。

ここまで読んで、
『自分も同じかもしれない』
と感じたなら、それは偶然
ではないかもしれません。

なぜなら、Aさんが握り
しめていたのは、

『与えても返ってこない』
ことではなかったからです。

世間では、
『見返りを求めるから
虚しくなる』

と言われることがあります。

でも、実際のセッション
で見えてくる根本原因は
逆の場合があります。

その奥にあったものは、
見返りを求めない代わりに、

『与えることは、自分の
大切なもの、生命力を分け
与えて消耗することだ』

という、親から受け継いだ
価値観でした。

だから、与えれば与える
ほど疲れる。

それでも、
「相手に良くなってほしい」

「何とかしてあげなければ」

と、また与えてしまう。

若い時はエネルギーがある
から、対応できても、
年齢を重ねるほど、

「これ以上、奪われたく
ない」

という感覚が強くなる
こともあります。

もし、あなたにも

「人のために動くことは
嫌いじゃない」

「むしろ役に立てるのは
嬉しい」

「でも、なぜか人に与える
ほど疲れる」

「そんな自分を、器が
小さいと責めてしまう」

という感覚があるなら、

「私は人に与えると、なぜ
こんなに疲れるんだろう?」

と、自分に問いかけて
みてください。

もしかすると、
「相手の問題だ」
と思っていたことの奥に、

自分でもまだ気付いて
なかった、とらえ方、
反応パターンがあるかも
しれません。

それが見えてくると、
相手や自分を責める
のではなく、

「私は、与えることを
どう感じているのだろう?」

と、違う角度から自分を
見られるようになります。

無意識に持っているもの
は、自分自身では見つけ
にくいものです。

だからこそ、セッション
では、表面に出ている
「疲れ」だけではなく、

その奥で、何をどう捉え、
どんな反応パターンを
持っているのかを、
一緒に見ていきます。

年齢を重ねるほど強く
なっていくこの感覚は、
気付いた今が、一番動き
やすいタイミングです。


セルフイメージコンサルタント
岡崎哲也

 

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